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【六郷の竹打ち】 秋田県の冬の名物ケンカ祭り!最高にクレイジー!?

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全マシニキは今日も全マシィィィッ!

全マシニキです!

 

今回は秋田県のお祭りの紹介です。

秋田県には全国的にも有名な「大曲の花火」という日本一の花火大会があります。

人口約4万人の秋田県大仙市大曲地区に80万人もの客が押し寄せるという恐ろしいイベントです。

ちなみに秋田県の人口は99万人ですw

 

私はブログを通して秋田県のことを全国に発信をしたいと考えています。

そこで、これからは秋田県のお祭りにもスポットを当てて紹介していきたいと思いまして・・・。

季節外れではありますが、過去に行った冬のお祭りの写真と動画が残っていたのでご紹介します。

 

秋田県は冬の祭りが盛んです

雪国ですから、冬になると各地で様々な冬の祭りが開かれます。

秋田県と言ったら「横手のかまくら」が有名ですが、他にも色々なお祭りがあります。

今回紹介するのはその中でもユニークなお祭りです。

 

六郷の竹打ち

秋田県南部にある美郷町の六郷地区で開かれる、小正月行事です。

毎年2月15日に行われます。

国の重要無形文化財にも指定されている、歴史ある行事です。

豊作や安全を願って始まったお祭りなのでしょうが、大事なのはそこではありません。

このお祭りはとにかくユニークなんです。

 

町民が竹で殴り合うから「竹打ち」なのです!

   

町内の成人男性が竹で殴り合います。

町を南北に分けて、南軍と北軍で戦います。

竹打ちは3回戦に分けて行われ、北軍が勝てば豊作になり、南軍が勝てば米の値段が上がると言われています。

しかしながら、参加者はそんなこと気にしていないと思いますw

参加者は酔っ払っている方が多いので、始まるとなかなかすごいことになるんですよねw

シラフでやるのもキツそうな祭りですしね・・・。

 

 

当日の町内の様子

妻が行きたいと言うので、2016年に行ってきました。

私も過去に見たことがあるのですが実に20年ぶりくらいです。

当日は生憎の吹雪でした。

しかし、このお祭りは雪が降っているからこそ幻想的な祭りになります。

 

 

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町内を歩いていると各所に雪で作られた社があります。

周りにあるカラフルなのは「天筆(てんぴつ)」と呼ばれる書物です。

5色の和紙を繋げて願い事が書き込まれているそうです。

この町に友人がいますが、街の小中学生も授業で書いたりするという話ですよ。

 

 

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歩いていると至る所に「ミニかまくら」が作られています。

この地域は雪が多いのでかなり積もっています。

 

 

会場に到着

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竹打ちの開始は午後8時です。

街の中心部の広場で行われます。

時間が近くなってくると参加者が町内ごとにまとまって続々と集まってきます。 

天気が悪かったので写真が非常に見づらくて申し訳ないのですが、参加者は背丈の数倍もある長い竹を持っています。

これで殴り合います。

もちろん「突き」はNGです。

 

 

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花火も上がります。

しかしこの日は天気が悪すぎました・・・。

 

 

竹打ち開始!  

 

竹打ちの様子はこちらの動画でお楽しみください。

サイレンと同時に両軍入り乱れた竹の打ち合いになります。

 

え?動画が暗くてわかりずらい?

 

 

大丈夫です。

まだまだこれからですから! 

 

 

2回戦まで終了

北軍と南軍の境界線には町内から持ち込まれた天筆(てんぴつ)が山積みにされています。

 

秋田の名物冬祭り「六郷の竹打ち」のルールや言い伝えの説明です!

 

※写真が無かったので図にしましたw

 

2回戦が終わると、この真ん中にある天筆(てんぴつ)の山に火を放ちます。

「天筆焼き」といい、天筆を燃やすことで願いを天に届けるためだと言います。

 

 

本番は三回戦!

六郷の竹打ち観戦。三回戦前の会場のボルテージは最高潮!

 

天筆が燃えてくると場内もよく見えます。

外国人観光客(?)も参加しているようで、メチャクチャテンション高かったですw

 

 

そして火がいい感じに燃え上がったら、その中で3回戦スタートです!

 

 

 

このように、燃え盛る火炎の周りで町民が竹で殴り合います。

燃えた天筆が空に舞い上がり、空からは雪が舞い落ちてきます。

雪と炎のコントラストが非常に幻想的な光景です。

だから雪が降っていたほうが良いんですよね。

メチャクチャ寒かったですが・・・。

 

禁止されていますが、竹を捨てて殴り合う輩もたまにいるとかいないとか・・・w

もちろん会場内には警察や救急もスタンバイしています。

参加者のみなさん、びっくりするくらい軽装備ですからねw

装備はヘルメットのみです。

 

 

カオスwww

【珍イベント?】町民が火の中で竹で殴り合う「六郷の竹打ち」という人気の冬祭りwww

 

最初は竹でバチバチ打ち合うんですが、人数が多いので、竹が絡まって身動きが取れなくなるみたいです。

こうなるともう大変です。

最前列にいる人は後方の自軍の攻撃も喰らってます。

これ絶対前に行かないほうが良いですよねw

もし私が参加するなら後方でちまちま確実に攻撃をすると思います。

 

3回戦が終わると、観客も場内に入場できます。

せっかくなんで燃え盛る炎の近くに行ってきました。

ここでちょうど良く今年の勝敗結果の発表がアナウンスされました。

 

 

結果は北軍勝利!!!

 

正直、けっこうグダるので、どっちが勝ったかなんてよくわかりません。

恐らく審査員がいて、その審査員の独断と偏見で勝敗が決まるんだと思われます。

 

でもそういうガバガバなところも含め、私は好きですねw

 

たまたま参加者に高校の友人がいて色々と話したのですが、田舎は人口が減っているため、参加者も減っていて厳しい状況だそうです。

なので若者はほぼ強制参加になっているだとか・・・w

確かに、昔に見た時はもっと参加人数が多く、迫力があった気がします。

伝統ある行事ですので絶やさずに頑張って欲しいですね。

 

ちなみに友人に、お前も来年出ろと言われましたが、キッパリと断りました。

 

 

おわりに

残っている写真で紹介記事を作ってみましたが、なんかあまり竹打ちの良さを伝えきれなかった気がします・・・。

やはり再訪して、もっといい写真を取って、改めてみなさんに魅力を伝えたいですね。

今シーズンの冬は様々な冬の祭りをレポートしたいと考えています。

 

雪の降らない地域に住んでいる方は、ぜひぜひ冬は秋田に観光にいらしてみてください!

 

大曲の花火も良いですが、秋田は冬の祭りも魅力ですよ! 

交通の便がちょっと悪いですが、たまには田舎に来てみませんか?

お待ちしております。

 

 

ではでは!今日はここまで!

ごちそうさまでした!

 

 

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当ブログは秋田県を応援しています。

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